パリ2024パラリンピック開会式で日本選手団を先導
「プラカードベアラー」として多様性の素晴らしさを発信
2024-12-20
2024年8月28日、フランス・パリで初めて開催されたパラリンピックの開会式が行われました。コカ・コーラ社はワールドワイドパートナーとして、各国の選手団を先導する「プラカードベアラー」を世界中から選出。日本代表選手団の先導役には、垣内俊哉さん(株式会社ミライロ 代表取締役社長)が選ばれました。
パリ2024パラリンピック開会式の「プラカードベアラー」は、パラスポーツに関わる方々や障がいを持ちながらも前向きな目標に向けて生きる方々、さらに障がい者支援に携わる医療・福祉関係者など、世界中から選出されています。彼らは、それぞれの想いを胸に、プラカードを掲げて選手団を先導しました。
日本コカ・コーラと垣内さんとの関係は、2022年に始まった共同プロジェクトにさかのぼります。両社は、コカ・コーラの公式アプリ「Coke ON」におけるアクセシビリティ向上の取り組みを進め、誰もが使いやすい環境づくりを推進しています。
垣内俊哉さんは、今回の経験を次のように振り返ります。
「プラカードベアラーに選ばれた理由を伺った際、『障害者だからではなく、バリアバリューという理念や活動に共感しているから』とのお言葉をいただき、大変嬉しかったことを覚えています。開会式に向けて、連日のリハーサルでは、世界各国から集まったコカ・コーラ社の皆さんが一体となり、感動的なセレモニーを作り上げていく姿に刺激を受けました。当日は、選手団の行進や観客の声援も重なり、会場全体が終始エネルギーに満ち溢れていました。当社では『小さな想いを、大きなうねりに』というビジョンを掲げています。選手の皆さんと会場を歩み、それぞれの想いやパワーが、より良い共生社会の実現に繋がっていくと確信しました。この度は、栄えある大役を仰せつかりましたことに、心から感謝を申し上げます。」
コカ・コーラ社は、アムステルダム1928オリンピック以来、オリンピック・パラリンピックを通じて世界中の人々に“さわやかさ”とかけがえのない思い出に残る特別なひとときを提供してきました。ロンドン2012、リオ2016、そして東京2020では、「プラカードベアラー」を募集し、さまざまな背景を持つ人々がその役割を担いました。そして今回のパリ2024でも、コカ・コーラ社は「プラカードベアラー」という役割を通じて、異なる個性が集まりながらも一つのチームとして一緒に進んでいく姿を世界に発信しています。
関連コンテンツ
関連カテゴリー
- 多様性の尊重
- 地域社会